それが現実


「それはもう、会う気がないってことだね。」

彼女の言葉は
あたしの頭上に重くのしかかっていたぶ厚い雲を
すぱっと割った。

灰色の雲の切れ間で、
青い空がのほほんと笑っている。


現実は暖かくも冷たくもなく
優しくも厳しくもなく
ただそこにあるだけ。

・・・そうなんだなぁ。
あたしの恋は、もうとっくに終わっていたんだ。
くやしいけど、それが現実。


2001.9.11 Shin-osaka

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